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DESCRIPTION
SansAmpClassicの回路図は数種類ウェブ上で見つかるが、いずれも不完全である。ちょっと前に私はAlexのレイアウトをフォーラムで見つけ、なんとも正しそうな振る舞いをそこでのコメントから感じ取っていた。そしてついにトレースして回路図を起こした。そうして、すぐに見つかる回路図と比較したところ、不完全であった情報を埋めることができた。私はその信憑性をSpiceで確かめながら、少しの改変を付け加えた私なりのクローン製作を企むのであった。
『三途乱舞』と名付けられた私なりのクローンには、次の改変が施されている。
T.Bass選択時の周波数特性の650Hzディップをほんの少し鋭利に
U.Reviveの増設(Bassを強制選択、#3&#4を強制ON、Outputレベルをスイッチ)
V.Clipの増設(AmpDrive後段の非反転増幅回路の帰還部にSi+LED,Si//Ge+LEDの微対称型クリッパを挿入)
W.使用パーツ&値の融通。(入手に困らなかったもの。且つ私好みの品番。)
UのReviveはクリーンチャネルに切り替えという使い方を想定しており、内部トリマによりその出力レベルを決定できるようにしてある。(設計段階でトリマに担わせる選択した私が悪いのです。積極的に調整する必要があるので、せめて、速やかにマイナスドライバーを差し込めるよう裏蓋には穴を開けた。)
VのClipは上手くいった。ONするとチェインソーの歯がいくらか丸くなったような音像を私達に届けてくれる。これについて、AmpDrive段の帰還部に増設していたらどうなっていただろうか?この追求については私のフォロワー達に託すとしよう。
あと、これは気まぐれであるが、フィルムコンデンサの巻終わり(外側)を判別し、誘導電圧の影響を受けやすいであろう外側をグランド、バイアス、FETやオペアンプの出力に近い方に向けて接続した。まったく!KURT COBAIN SETTINGで鳴らそうとしている奴がすることかい?
COMPONENTS
HAMMOND1590Q, SWITCHCRAFT #11, Fujisoku FootSW, マル信無線電機 MJ40, TOCOS RV, コパル電子 RJ-13P, Tantalum Capacitors, Film capacitors, Mica capacitors, 074, 082, 2sk117, Ge diode, DALE RN
INSIDE
SOUND
BAKER'S DOZEN